準引きこもりを脱するには 前回の投稿をしてからアクセス数が増えています。サークルやゼミなど大学内に存在するコミュニティの閉鎖性について、思うところのある人がけっこういるのでしょうか。 準引きこもりの性質として、日常的に属するコミュニティを持…

大学内のコミュニティは意外と閉鎖的で非流動的です。つまり途中から入って馴染むのは意外に難しい集団が多いということです。 一度ぼっちというポジションに位置してしまうと“大学内のコミュニティにおいて”リカバリーすることは容易ではないと思われます。…

私は大学2年の前期が終わるくらいのタイミングで「このままではマズい」と思い始めました。「このまま」とはもちろん準ひきこもりの状態にあることです。準ひきこもりとして一年以上も孤独な大学生活を続けてきて、なぜ当時の私はこんなことを思い始めたので…

前回、大学に入学して早々に孤独になることを選んだと書きました。 サークルの勧誘には興味を示さず、アルバイトをするわけでもなく、淡々と大学の講義にだけは出る。 「読書と勉強に専念しよう。人間関係は一切無駄である」本気でこんなことを考えていまし…

準ひきこもりを脱するにはどうしたら良いかを書く前に、まず私がどのようにして準ひきこもりになったのかを記しておきます。 私は1年間の浪人を経て大学に入りました。 浪人をしているときに大学で何をするかを決めました。それが次の２つです。 1. とにかく…

準ひきこもりとは何でしょうか？ 今から11年ほど前に富山国際大学国際教養学部専任講師の樋口康彦さんにより提唱された一部の大学生に見られる属性を表す概念です。 その特徴としては下記のようなものです。 ・大学には通っており授業にも出席しているがサー…

はじめまして。元・準ひきこもりのユウと申します。 歳は30になります。 突然ですがみなさんは「準ひきこもり」という言葉をご存知でしょうか？ 「準ひきこもりは、2006年、樋口康彦が紀要『大学生における準ひきこもり行動に関する考察』の中で提唱した概念…