元・準ひきこもりのブログ

元・準ひきこもりがかつてを振り返る。現在準ひきこもりの大学生の一助となれたらいいっすね。

「準ひきこもりを脱しよう」と思い始めたときのこと

私は大学2年の前期が終わるくらいのタイミングで「このままではマズい」と思い始めました。
「このまま」とはもちろん準ひきこもりの状態にあることです。
準ひきこもりとして一年以上も孤独な大学生活を続けてきて、なぜ当時の私はこんなことを思い始めたのでしょうか。

 

一番の理由は次のような考えを持つに至ったからでした。
「人は一人では生きてはいけない。このままでは何も起こらないし、悲しいこともないけれど心を動かされるような喜びも楽しみもない。このままこんな風に生きていけるわけがない」

 

準ひきこもりとなって人間関係の煩わしさからは解放されていました。

しかしそれと同時に人間関係があれば存在しているはずの喜びや楽しみ、感動といったものも同時失われている

そんな当たり前のことに気づき出したのです。

 

その頃には大学入学時に自分の中で打ち立てた「勉強と読書に専念する」という目的もだいぶ薄れていました。
人はあまり孤独になり過ぎると、色々なものに対してモチベーションが下がってきます。

高校までにはあった友人たちとの交流。目をかけてくれる先生もいました。
しかし、大学にはそうった存在がまるでありません。
人は人との交流の中で色々な刺激を受けている。そしてそれが自分の行動や感情の原動力になっている」ということを痛感したのです。

 

このままではいけない。生き方を変えなければ。

 

準ひきこもりを脱しようと考え出した理由はこれだけではありません。
すごく現実的な問題が単位の取得就活でした。


入った学科が文系なのに数学を使う必修授業が多く、数学の苦手な私は授業に付いていけなくなっていました。
友人がいたら何とか協力し合って単位取得もできるのにな」と考え始めていましたw
(これはちょっと安易な考えですね。でも多くの大学生が協力し合いながら単位を取得していることも事実だと思います)

 

そして就活です。

「このまま行ったら多分、いや間違いなく就活で話せるようなことが何もないだろう」。
孤独になることを優先して、気づかないようにしていた現実と向き合い始めました。