私の準ひきこもりとしての大学生活 その2
前回、大学に入学して早々に孤独になることを選んだと書きました。
サークルの勧誘には興味を示さず、アルバイトをするわけでもなく、淡々と大学の講義にだけは出る。
「読書と勉強に専念しよう。人間関係は一切無駄である」
本気でこんなことを考えていました。
自分でも「自分すげー嫌な奴だったな」と思う想い出が一つあります。
語学のクラスで一緒だった人が別の授業で隣の席に座って挨拶をしてくれたのに、私は即座にさらに隣の席に移動して避けたことがあります・・・
完全に失礼なことしていました。
もちろん彼はその後、私に話しかけてくれることもなかったです・・。
「とにかく一人にしてほしい!」。そんな気持ちを強く持っていました。
なぜ当時の私は一人きりになって本を読みたかったのでしょうか?
それは一度人間関係をリセットし、どう生きるべきか、どう人間関係を紡ぐべきかを考え直したかったからです。
私にとって大学に入るまでの特に中学・高校時代の人間関係は苦しいものでした。
もちろん楽しかったこともたくさんあるのですが、友人関係の中での自分の立ち位置に納得のいかないことが多く、自分が思うように振る舞えませんでした(これらはまた別の機会に書きたいと思います)。
ともあれ、このようにして私の準ひきこもり大学生活は順調に(?)スタートしていきました。