準ひきこもりとは?
準ひきこもりとは何でしょうか?
今から11年ほど前に富山国際大学国際教養学部専任講師の樋口康彦さんにより提唱された一部の大学生に見られる属性を表す概念です。
その特徴としては下記のようなものです。
・大学には通っており授業にも出席しているがサークルやゼミなど何らかのコミュニティに属していない
・大学に行くも多くの日はただ授業に出席するのみで誰とも会話することなく帰宅するという生活を送っている
・性格は概して真面目で、学力も低くはなく成績も悪くはない
・コミュニケーション力が低め
・寂しさを抱えながらも他者とのつながりを求めており、大学の教授・講師等の気を引こうとする傾向もみられる
他にも特徴としては挙げられていましたが、中には偏見(上記の中でも特に1番下の特徴などがそうだが)とも取れる表現も多いためここでは一部を記載するのみとしました。
いわゆる「ひきこもり」、つまり自宅や自室に閉じこもり家族以外とはコミュニケーションをとらず、働いたり学校に行くこともない状態とは異なります。
大学には通っているし、場合によってはごく少数の話せる知人もいる。
しかし、"大学生としての社会・集団参加" に極めて乏しい状態の人を指します。